ReceiverEA オプション設定項目
ReceiverEAのオプション設定について解説しています。
設定の出し方は、オプション設定の手順(重要)を参照ください。
各設定後は、右下の「保存し閉じる」をクリックし、FC3の最初の画面で「設定を適用する」をクリックしてください。
この手順を踏まないと、設定内容が保存されず、各EAに設定が適用されません。
一般
アカウント名 - お好きなアカウント名を付けることができます。
取引プラットフォームパス - アカウントのパスを指定します。詳しくはアカウント追加と初期設定の
ページを参照ください。
オーダーをコピーする - コピーを停止させたい場合は、オフにしてください。特定の指定日までコピーをさせることもできます。
許可されたアカウント番号の制限 - 指定したソースのアカウント(口座)番号のときのみ、コピーを行います。
レシーバーアカウント向けの口座縛りではありません。
1つのMT4で2つアカウント番号を登録しており、必ず片方の口座をソースに設定したい、というときにこの設定を使用します。
「番号を選択」をクリックして、口座番号を入力します。
自動修正マネージャー - メタトレーダーやSouceEAの問題を自動修正します。
FC3の起動、および、MT4の自動売買ボタン、MT5のアルゴリズム取引ボタンが押されていることが条件になります。
チャート上のEAの問題 - SourceEAの問題を解決します。(MT5をアカウントにした場合、この項目はなくなります。)
EAのバージョンまたはDLLの問題 - 入っているEAのバージョンが古かったり、DLL設定ができていないときに修正します。
ターミナルの自動起動 - メタトレーダーが起動していない場合、自動的に起動させます。FC3のプログラムが起動している必要があります。
SourceEAの複数チャート追加を修正 - SourceEAは、MT4/MT5に1つ入っていればすべてのトレードをコピーします。2つ以上SourceEAが入っていると、
コピーが重複してしまいます。SourceEAが1つのターミナルに対し、1つになるように調整します。
※「ターミナルの自動起動」以外の機能にチェックを入れてご使用ください。
「ターミナルの自動起動」にチェックが入っていると、コピーを止めようとMT4/MT5を閉じているのに、再度、開いてしまう、ということが起きます。
しかし、VPSを使っていてMT4/MT5が落ちてしまう場合、自動起動をしますので、助かる機能になります。
状況をみて、この機能を使用するかしないか、ご判断ください。
ロットリスク管理
初期設定では、ソースと同じロット数でコピーを行います。証拠金、レバレッジに関係なく、ソースが0.1ロットの時、
レシーバーも0.1ロットでエントリーします。レシーバーでエントリーさせるロットを変更したいときに、設定を行ってください。
ロットサイズをカスタマイズする - コピーするロットの倍率を変えたい場合は、ここをオンにする
プロバイダーのレバレッジを考慮に入れる - ソースとレシーバーのレバレッジを比較し、エントリーロットを調整します。
ソースがレバレッジ100、レシーバーがレバレッジ200で、ソースが0.1ロットエントリーした場合、0.2でレシーバーへコピーされます。
特定の銘柄へのロット設定 - 通貨ペア/銘柄ごとにロット倍率を設定できます。
ロットカスタマイズオプション
次の数値でソースアカウントからのロットを掛ける - 単純なロット倍率になります。3と入れたら、ソースの3倍のロットで、レシーバーへ注文がコピーされます。
ソース/レシーバーの証拠金率を算出してロットを変更 - 参照する金額は、有効証拠金額になります。ソースとレシーバーの有効証拠金の比率を計算し、
ロット数を算出します。ソース2000ドル、0.1ロットエントリーで、レシーバー1000ドルなら、0.05ロットでコピーします。
その結果に次の数値を掛ける - 上記の結果に対し、倍率を掛けて、レシーバーへコピーします。
ロットを固定してコピーする - ソースのロットに関係なく、固定ロットでレシーバーへコピーします。
注文あたりのリスクの最大パーセンテージ - リスク計算してロットを設定しコピーしますが、損切がエントリー時に入っている必要があります。
ロット倍率オプションを設定後、右側のバーを使って下へスクロースると、ロット数のテスト計算ができます。
各設定値を入れると、
各オプションを使ったときのロットが算出されます。
逆注文モード
ソースからのエントリーをすべて逆にして、レシーバーへエントリーします。
ソースが買いなら、レシーバーは売りを行います。ソースが損を出すなら、レシーバーでは利益をだすことが可能になります。
※小さい利確pipsの場合、スプレッドの影響を受け、ソースもレシーバーも損失になる可能性があります。ある程度の値幅が必要になります。
逆注文モードを使う場合は、オンにしてください。
ストップロス、テイクプロフィットの値も逆にする - 逆注文モードを使う時は、チェックを入れてください。ソースと同じ損切、利確だとプライスが入りません。
指値/逆指値を入れる場合、スプレッドも考慮に入れる - 指値/逆指値を入れるときに、スプレッドを加味したプライスを使用します。
SL/TPの設定
ソースの損切、利確(SL/TP)をそのままコピーしないで、調整をしたい場合の設定になります。
設定を使用すると場合は、オンにしてください。
SL/TPを入れずに、トレードをコピー - ソースからSL/TPを入れずに、エントリーを行います。
ソースアカウントと同じSL/TPを入れる - 初期設定ではエントリープライズのずれを計算し、SL/TPを移動させます。これによって同じ損切幅、利確幅になります。
しかし、ソースと同じSL/TPを使用したい場合は、こちらの設定を行ってください。
固定のSL/TPを使う - ソースのSL/TPを使わずに、固定のSL/TPを入れるときの設定です。
プライス調整
ソースがエントリー、決済と同時にコピーせずに、エントリー、決済に対して調整を加えたいときの設定です。
ソースのエントリー、決済時に、同時にレシーバーでもエントリー、決済するなら、ここの設定は必要ありません。
注意 プライス調整をした場合、調整プライスまで到達せずに、エントリーしない、または決済しない可能性がでてきます。
その可能性を加味し、設定を行ってください。
※レシーバーで「SL/TPの設定」をしている場合、そちらの設定も有効になります。片方の設定だけを使う場合、もう片方は設定をしないでください。
プライス調整を使う場合は、オンにする。
エントリープライスの調整
すぐにエントリー - ソースから注文を受けたら、すぐにレシーバー側でコピーします。レシーバーのエントリープライスがソースのエントリープライスよりも良くても、悪くても、すぐにエントリーします。
次のpips以上良くなってから、注文をエントリー - ソースのエントリープライスよりも、設定pips以上良くなってから、レシーバーでエントリーされます。(設定に到達しない場合、エントリーしません。)
ソースアカウントと同じプライス、もしくは良くなってから、注文をエントリー - 使用しているブローカーが異なる場合、ソースとレシーバーのプライスが多少ずれがあります。
この設定を使うと、最低限、ソースと同じプライスになってから、レシーバーは注文を行います。(エントリーしない可能性があります。)
ソースアカウントより「設定プライス」以上悪くしないで注文をエントリー - 設定pips以上、ソースとレシーバーのエントリープライスを悪くしないで、エントリーします。
(この設定値が小さいと、エントリーしない可能性があります。)
決済プライスの調整
現在のマーケットプライスですぐにポジションを決済 - ソースが決済したら、レシーバーも(現在のプライスに関係なく)決済します。
ソースの決済プライスよりも「設定pips」以上良くなってから、ポジションを決済 - ソースの決済プライス+設定pipsになった時に、レシーバーが決済をします。
ソースの決済プライスより、「設定pips」以上悪くなったら、ポジションを決済 - 上記項目の緊急避難決済になります。使用する場合はチェックを入れ、pipsを設定してください。
からなず「ソースの決済プライス+設定pips」に到達するわけではありません。設定プライスに当たらず、プライスが戻った時の決済の設定を行えます。
この設定を使用しない場合、自動決済ができないことがあるので、手動決済をしてください。
次のpipsの利益が出たら、ポジションを決済 - 利確のpips数を設定できます。「SL/TPの設定」で固定TPを入れている場合、そちらの設定のプライスに当たった場合も決済されます。
ソースの決済プライスより「設定pips」以上悪くなったら、ポジションを決済 - 上記項目の緊急避難決済になります。使用する場合はチェックを入れ、pipsを設定してください。
「設定pips」以上悪くなったときに決済します。この設定にチェックが入っていない場合は、ポジションが自動決済されないケースがあるので、手動決済をしてください。
注文のフィルター
各種条件によりソースのトレードをコピーする、コピーしないの設定が行えます。
フィルタールール
ソースのオープンプライスとレシーバーのマーケットプライスの許容pipsの差 - 特に、ソースとレシーバーのブローカーが異なる場合は、同じ通貨ペアでも提示されているプライスが異なります。
その場合、どのくらいソースのエントリープライスとレシーバーの現在のプライスが離れていても、エントリーするのか、その設定を行います。初期設定では15pipsになっています。
15pips離れていてもエントリーします。
※通貨ペア名以外(たとえば、金、インデックス、CFD)の場合、0.15以上離れ散ることが多々あります。この場合は、ここの設定数値を広げてください。詳細は、 通貨ペア以外をコピーするときの設定を参照ください。
次の時間より前の注文は無視 - 初期設定では、60分前のまでの注文をコピー対象にします。各種条件を設定し、条件に満たずに60分を超えた場合は、エントリーしません。
注文数でフィルタリング
現在注文している買い注文の数が次の場合、新しい買い注文を無視します。 - 買い注文の合計数に対し、制限を掛けます。
現在注文している売り注文の数が次の場合、新しい売り注文を無視します。 - 売り注文の合計数に対し、制限を掛けます。
通貨ペアフィルター
通貨ペア名でフィルターを掛ける場合、ここの設定をオンにして、「通貨ペアリスト」の箇所をクリックし、通貨ペア名を入力してください。
ここに入力する通貨ペア名は、レシーバーアカウントで表示されている表示形式に沿ってください。USDJPY.stdと表示されているなら、USDJPY.stdといれてください。
そして、通貨ペア名に対して、コピーするリストか、コピーしないリストか、選択してください。
リストにあるペアの注文をコピーする - リストに入っている通貨ペアのみ、コピー対象とします。
リストにあるペアの注文をコピーしない - リストに入っている通貨ペアは、コピーしないようにします。
マジックナンバーフィルター
ソースで入れた注文のマジックナンバーでフィルターを掛ける場合は、スイッチをオンにして「マジックナンバーリスト」の箇所をクリックし、マジックナンバーを入力してください。
そして、マジックナンバーに対して、コピーするリストか、コピーしないリストか、選択してください。
リストにあるマジックナンバーの注文をコピーする - リストに入っているマジックナンバーの注文のみ、コピー対象とします。
リストにあるマジックナンバーの注文をコピーしない - リストに入っているマジックナンバーの注文は、コピーしないようにします。
入っている注文数でフィルター
注文の数でフィルターを掛けます。ロット数ではありません。
次の約定注文数が入っていた場合、新規注文はコピーしない - 右の設定数値の注文数が入っている場合、ソースで新規注文をいれてもコピーされません。注文が決済されて空きができてから、
コピーされるようになります。
1つの通貨ペアに注文が次の数以上であれば新規注文しない - 通貨ペアごとの設定になります。1つの通貨ペアに設定数以上入っている場合は、その通貨ペアに対し、新規注文のコピーを停止します。
ロットサイズフィルター
注文のロットサイズによりフィルターを掛けます。
ロットサイズにより、コピーしない - ソースのロットサイズに対し、大きい、小さいで、コピーするかどうか、フィルターを掛けられます。
合計注文ロット数が設定以上になったら、新規注文をコピーしない - 設定値以上のロットを保有したときに、新規の注文コピーを停止します。指値/逆指値注文のロット数を含めるかどうか、設定
できます。
注文種別を選んでコピー
成行、削除/決済、変更の実行について、設定できます。
初期設定ではすべて実行する、という設定です。スイッチをオフにすると、ここの項目のすべてを実行しなくなります。
また、チェックボックスは、実行しない、ときにいれるものですので、ご注意ください。
成行き買い注文をコピーしない - チェックを入れると、買いの成行注文を行いません。
成行き売り注文をコピーしない - チェックを入れると、売りの成行注文を行いません。
注文の削除/決済をコピーしない - チェックを入れると、オープンポジションの決済、指値/逆指値注文の削除を行いません。
注文の変更をコピーしない - チェックを入れると、損切、利確のプライス変更、指値/逆指値のエントリープライス変更を行いません。
指値/逆指値のコピー
指値/逆指値、指値/逆指値の執行の実行について、設定できます。
初期設定ではすべて実行する、という設定です。スイッチをオフにすると、指値/逆指値を実行しなくなります。
また、チェックボックスは、実行しない、ときにいれるものですので、ご注意ください。
買い逆指値をコピーしない - 買い逆指値をコピーしません。
買い指値をコピーしない - 買い指値をコピーしません。
売り逆指値をコピーしない - 売り逆指値をコピーしません。
売り指値をコピーしない - 売り指値をコピーしません。
買い執行をコピーしない - 買い指値、買い逆指値注文がエントリーしたときに、エントリー執行をコピーするかどうか、の設定です。
売り執行をコピーしない - 売り指値、売り逆指値注文がエントリーしたときに、エントリー執行をコピーするかどうか、の設定です。
コメントフィルター
ソースの注文のコメントにより、フィルターを掛けます。
ホワイトリストのコメント - 注文を許可するコメントの設定です。
ブラックリストのコメント - 注文を入れないコメントの設定です。
緊急ストップ
特定の条件の時に、コピーを停止、もしくは、コピー注文を全決済したいときに使用する設定です。
初期設定では、使用しない設定になっています。使用する場合はスイッチをオンにしてください。
上記条件に合ったときに全ての注文を決済 - 「下記」の間違えです。下記の条件に合った場合、全部の注文を決済します。
次の場合、コピーを停止
有効証拠金が次の値より少なくなった - 有効証拠金(Equity)が指定の金額よりも少なくなったときにコピーを停止します。
ドローダウン率が次の値より大きくなった - ドローダウン(含み損)率が設定%よりも大きくなったときにコピーを停止します。
ドローダウン額が次の値より大きくなった - ドローダウン(含み損)額が設定金額よりも大きくなったときにコピーを停止します。
全ポジション決済条件
残高に対して、次のパーセンテージの利益に達した場合 - 含み益の%が設定値に達したときに、全ポジションを決済します。
指定の金額に利益が達した場合 - 含み益の金額が指定の金額以上になった時に、全ポジションを決済します。
重要
緊急ストップを使う時の基準金額は、「緊急ストップ」設定後の最大有効証拠金になります。
たとえば、10万円入金し、緊急ストップを1万円のドローダウンと設定したと仮定します。
そのあと、利益/含み益により、有効証拠金が10万円、12万円、15万円と推移した場合、
15万円が基準となり、15万円から1万円のドローダウンが起きた時に、ポジションを決済します。
今回のケースでは、14万円になった時点で、全てのポジションは決済されます。
初期の10万円が常時基準となるわけではありませんので、ご注意ください。
イベントサウンド
注文が入ってときなどに、アラート音がなります。このアラート音を停止させたり、他の音へ変更できます。
イベント時、デフォルトのサウンドを鳴らす - ここのスイッチをオフにすると、アラート音がなりません。
サウンドのカスタム設定 - ここをオンにすると、アラート音の変更ができます。サウンドファイルはご用意していただき、レシーバーMT4/MT5のSOUNDSフォルダーへ入れてください。
ファイルを入れた後、各動作ごとにサウンドファイルを指定してください。
コメント管理
レシーバーのコメント欄に入れる文字を設定します。
ソースアカウントのオリジナル番号をレシーバーのコメントに入力 - 初期設定では、ソースのチケット番号をレシーバーのコメントにいれるようになっています。
ソースアカウントのコメントをレシーバーのコメントに入力 - ソースのコメントをそのままレシーバーのコメントにいれます。
次のコメントをレシーバーのコメントに自動入力 - 設定したコメントをレシーバーのコメント欄へ入れます。
レシーバーに毎回コピーされる注文に、空白のコメントを設定する - レシーバーのコメントには何もいれません。
ソース側のマジックナンバーを、レシーバー側の注文のコメントに入れる - ソースのマジックナンバーをレシーバーのコメントにいれます。
アドバンス設定
変更が必要な場合のみ、設定ください。
スリッページ - 注文を入れた時に、どのくらいのスリッページを許容できるか、その設定です。
注文約定までのオーダーを入れ続ける最大回数 - マーケット環境やブローカーサーバーへの接続により、1回でエントリーしないことがあります。そのときに、何回まで
注文を繰り返すか、設定が可能です。初期設定では10回注文を繰り返し、エントリーしない場合は、エラーになります。10回注文を繰り返してもエントリーしない場合、
20回にしてもエントリーしない可能性が非常に高いです。
通貨ペア名マップ - 通貨ペア名が全く異なる場合に使用します。例 GOLD=XAUUSDのコピー。すでにいくつか登録されています。登録されているものは削除しないでください。
特定の時間にコピー - 指定の時間にコピーをします。
注文は決済されます - コピー後、特定の時間がたったポジションは決済されます。
自動で通貨ペア名調整を行う - ソースと異なる通貨ペア名の表示形式を使っているときに、使用します。
詳しくは、コピーする通貨ペア名が異なるときの調整を参照ください。
マーケットウォッチから通貨ペアを選択する - EAを入れるときに、気配値表示にある通貨ペア名のチャートを選択します。ここはオンにしてください。
チャートにインフォラベルを表示 - チャート上に情報ラベルを表示する、表示しない、の設定です。
アドバンスログを書き出す - ここにチェックを入れると、ログファイルに動作の詳細を書き出すようになります。デバック目的の機能なので、通常はオフにしてください。
最大注文サイズ - レシーバーでコピーをするロットの最大サイズを指定します。
例: 30ロットを最大サイズにして、ソースから50ロットのコピー情報が来ても、30ロットでエントリします。
分割注文 - ブローカーが設定した最大ロット数を越える注文がソースから来た場合、ロットを分割してエントリーします。
例: ソースから100ロットの注文情報が来て、レシーバー側の最大注文可能ロットが50ロットの場合、50ロットを2つ、エントリーします。
あくまで、ソースからロットに対して、分割を行います。レシーバー側でロット倍率を使って設定し、最大ロットを超えた場合は分割されません。
倍率を掛けたロットでエントリーしたい場合は、ソース側のロット調節機能使用ください。
ログファイルへ書き出す - この設定をオンにすると、すべての動作のログを取得します。ここをオンにすると、EAのコピー動作が遅くなることがあるので、当社側の指定ない場合は、
使用しないでください。